蚊に刺されやすい人の特徴とは

これからの季節、スポーツや日常生活をする上で無視できない生物、蚊についてのお話です。

日本において彼女たちに刺されることによる重大な悪影響はほぼ無いのですが、蚊の存在を気にすることや蚊に刺された後の痒み等による精神的ストレスは強烈だと思います。

今回は、今のところ科学的に判明している「蚊に刺されやすい人の特徴」をご紹介します。

①二酸化炭素排出量が多い

蚊はヒトが出す二酸化炭素の痕跡をたどって飛んでくるので、呼吸が上がっていたり運動量の多い人に寄ってきます。ただ、二酸化炭素を出さないためには息を止めるしかないので対策はできないですね。

②黒い服

蚊は白か黒の2色しか見分けられないため、ダークな色調に寄ってくる傾向があります。白系の服でまとめると蚊のターゲットとなりにくいかもしれません。

③体温が高い

ヒトの体温も蚊にとっては重要なターゲットのひとつで、首筋を刺されやすかったり耳元に蚊が寄ってきやすいのは、そのあたりが露出している部分で特に体温の高いエリアだからです。

④乳酸が多い

乳酸は筋肉でブドウ糖が燃やされた際に出る物質で、汗とともに肌に出てくる性質があり、これも蚊にとって絶好のターゲットとなります。

⑤足裏に菌が多い

2015年に京都の高校生が発見し世界的に有名になったのですが、足裏の菌が多い人は蚊のターゲットになりやすく、足裏をアルコール消毒すると蚊に刺される数が1/3に減少したとの実験もあります。

 

今年は足裏を清潔にし、蚊による無駄なストレスを減らして、楽しく有意義な夏にしていただけたらと思います。