まだ7月が始まったばかりですが真夏日が多く、熱中症のリスクが高い危険な日が続いています。
熱中症を回避するために水分補給が重要ですが今回は、近年徐々に知名度があがっている「経口補水液」についてご紹介します。
経口補水液とは、脱水症状の予防や、脱水症状を起こした際の処置のために、電解質（主に塩分）と水分を素早く吸収することに特化した飲み物で「飲む点滴」とも言われています。
代表的なものは、大塚製薬の「ＯＳ-1」や、明治「アクアサポート」等があります。
一般的なスポーツドリンクと何が違うのか？
例えば最もポピュラーなアクエリアスやポカリスウェットには、運動時にエネルギーとして必要な糖分や汗で失われる塩分が多く入っています。
しかし液体の濃さが体液とほぼ同じなため、水分が体内に吸収されるスピードはそこまで速くありません。
それに対して経口補水液は糖分をギリギリまで少なくし、塩分の含有量を多くしてあります。
そして液体の濃さは体液より薄いため、水分が体内に吸収されていくスピードはとても速いです。（欠点としては少し味が薄く、それが苦手な方もいます）
水や麦茶も水分吸収スピードは速いですが、身体に必要な塩分は少ないですし、人の身体はほんの少し糖分が含まれている方が水分を吸収しやすいです。
それらの絶妙なバランスがとられた飲料が経口補水液です。
味に少しクセがあるのでまずは、経口補水液を飲む練習から始めてみるのもオススメです。今年の夏も安全で充実したスポーツを楽しみましょう‼
