アスリートハウスでは、リハビリテーションを最も大切な一つの治療のプロセスとして考えております。
ケガをした選手が良くなるのを待つのではなく、積極的に早期リハビリテーションとアスレティックトレーニングを治療とともに併用する事で試合に間に合う治療、パフォーアンスが向上する治療を実践しています。
例えば足首を捻挫して、じん帯が損傷した選手に対しては、受傷後すぐに的確なレベルのRICE処置を施し、痛めた足関節以外のパーツ(体幹や、反対側の脚、上半身)のトレーニングを開始して、フィットネスの向上を行います。
※安静が必要なのは、患部だけでその他のパーツはトレーニンングをづづけます!
受傷後2日から3日で患部のレセプターのトレーニングを行い、パフォーマンスに最も大切な感覚の受容器(レセプター)のトレーニングをバランスボール・バランスボード・足指運動などで機能低下の予防と向上を早期から行っています。
このトレーニングを早期に行う事で、関節や筋肉の感覚が低下するのを防ぎます。
怠ると反射能力とバランス感覚が低下してしまいます。
痛みと炎症をコントロールするために、針治療も施します。
受傷後約1週間
可能な限りのトレーニングをその後もレベルアップいたします。
例えば、損傷したじん帯に負担がかからない、または痛みの無い範囲でトレッドミルを使った歩行訓練・サポーターをつけての縄跳びなどを行います。
また、心肺機能の低下を防ぐため患部以外のサーキットトレーニングはどんどん行います。
受傷後約2週間
平地でのジョギング&ランニング・スイミング・軽いステップ&スキップ。
受傷後約3週間
アジリティー・クイックネストレーニングの開始、軽度のジャンプ&ゴートレーニング。
部分的な練習参加(ノーコンタクト)
受傷後約4週間
ケガをする前よりもいい状態での競技復帰を実践します。(フルコンタクト)
多くの選手や指導者は、ケガや練習を休む事をネガティブに捉えがちですが、アスリートでは、身体を鍛えるいいチャンスではないかと捉えて取り組んでおります。
そして、試合に間に合うスポーツ現場の治療を実践致しております。
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